「化粧品のパッケージとサステナの動向」をテーマに、全2回のワークショップを開催しました。
第1回目:「サステナの動向」についてパッケージ開発をしている研究員とミライストの皆さんでディスカッション
第2回目:「実際にこんな商品があったらいいな!」を基準に、サステナ商品のアイディアを皆さんに考えて頂き、発表
全2回のワークショップを通して皆さんと化粧品とサスティナブルの関係性について考えていきました。
<第1回目>
ミライストの皆さんの自己紹介から、アットホームな雰囲気でワークショップがスタート!
まず「サステナとは?」をテーマに、それぞれが感じるサステナビリティについてディスカッションを行いました。
「地球の資源を守るためにストローがプラスティックから紙に変わった」
「レジ袋が有料化になりエコバックを使う機会が増えた」
「ペーパーレス化が進み映画のチケットが電子化に」
などなど・・・改めてサスティナブルについて考えてみると、私たちの暮らしの中で多くの変化がありました。
また、サステナを意識しすぎると疲れてしまう、ビーガンなど日々の食事に取り入れようとすると痩せてしまう、エコを意識するあまり化粧品ボトルなどもよりシンプルなものに変わってしまい、トキメキ感がその分減ってしまった…など。
サステナ商品の今後の課題についても自由に意見交換をさせて頂きました。
今後の化粧品ボトルがどうあるべきかについて、ミライストの皆さまに伺うとデザイン性は残しつつもリフィルを取り入れたり空容器の回収をすることで、エコに繋がる工夫をしていくと良いのではという声が上がりました。
環境にも優しく、皆さまの心も豊かになるような商品開発に努めたいと感じました。
プラスチック製の容器や材料、製造過程での水の使用量など、化粧品産業においてもサステナビリティは非常に重要な課題です。
使う人や環境に優しいものを作ることが大切であり、企業と消費者が協力して、地球の未来を守りながら美容を提供していくことが重要だと改めて感じました。
<第2回目>
1回目のワークショップを通してミライストの皆さんのサステナに対する意識が、大きく変わったとのお声を頂きました。フードロス削減の重要性を再認識しエコな活動をはじめた方や、環境に配慮した洋服を着られている方など、身近なところからサスティナブルを取り入れられていました。
2回目のワークショップでは、ミライストの皆さんに、各自“実際にこんな商品があったらいいな!”を基準にサステナ商品のアイディアを考えてきてもらい、一人ずつ考えてきたアイディアの発表をしてもらいました。
「マイデザインボトルを作成することで自分の好きなボトルであれば長くボトルを使えそう!」
「化粧品の中身をリフィルにすることでエコに繋がる」と言った意見が多く見受けられました。
また、「使い終わった化粧品ボトルを再利用し、日常に取り入れられたら環境に配慮していてサスティナブル!」と言った意見もあり、空き瓶などを化粧品ボトルに使用し、シーグラスでハンドクラフトすることで環境に配慮した化粧品容器が作れるんじゃないかという貴重なアイディアを頂きました。
様々な意見をミライストの皆さんには出して頂き、改めてサスティナブルの大切さに気付きました。環境への負荷を軽減し、消費者の皆さんに優れた製品を提供することを目指していきます。
サステナ商品を実際に商品化するにあたり今後の課題についてなど、一人一人の想いがつまった素晴らしいアイディアをありがとうございました。私たちは、環境・社会・生き物と共存していることを忘れずに、将来の世代にも良好な状態を維持できる化粧品開発に今後も取り組んでいきたいと思います。
本日もご参加いただいたミライストの皆さん、ありがとうございました!
<参加ミライスト>
ありちゃんさん・りかさん・けいさん・KARENさん・ココさん・あいみさん