今回のイベントでは、日本の文化と美しさをテーマにしたスキンケアを体験していただきました。丁寧な動きによって、心の静けさを養うことで、日常のストレスから解放されると言われています。体験では、肌や心の変化に気を留めながら、ご自身と対話する時間をお楽しみいただきました。

体験をする前に、皆さんが年齢を重ねる中で取り入れたいスキンケアについて、考える時間を設けさせていただきました。現在から10年後、20年後、50年先の将来目指したい肌をロードマップに記入していただき、各グループで共有しました。

「今は濃いメイクをしていますが、今後はナチュラルメイクに移行したいです。」

「素肌でも出歩けるような肌に整えたいと思っています。」

「血色感のある肌を手に入れたいです。」

将来なりたい理想の写真を貼りイメージを膨らませ、お一人お一人がご自身と向き合っている様子が窺えました。

続いて、日本文化の美しさを学んで頂くため、体現するキーワード「色」「間」「和」「引」をご紹介。

例えば「色」。日本では、季節の変化や自然の美しさなど繊細な色彩を使い表現をする特徴があります。春の桜のピンクや夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪の白など。四季折々の風景を色で楽しむことは、日本文化の美しさの一つと言えます。

「間」「和」「引」もまた、日本独自の美意識の特徴があります。

人との調和を保つことやコミュニケーションの間の取り方が美徳とされていたり、謙虚さや控えめな態度といった引き算の美学も日本ならではの価値観だと考えられます。

そしてメインイベントとして、感覚を研ぎ澄ますスキンケアを実践。

感覚を通じて心身と肌に集中して、自分と向き合い、整えることを体験していただきました。

体験を終えたミライストからは、自分の心と向き合う有意義な時間だったという声が多数寄せられました。

「今まで自分の肌とこんなに向き合ったことはなく、肌触りをじっくりと感じるスキンケアは新鮮な発見でした。」

「現代は “タイムパフォーマンス” という言葉が象徴するように、スピード感が求められる時代です。だからこそ、自分自身を見つめ直す時間を確保することがとても大切だと思いました。」

「今後は  “ながら美容” をやめ、少しでも自分に意識を向ける時間を作り、今回の美容法を実践したいと思います。」

「肌のケアだけにとどまらず、肌と心を繋ぐことで健やかになる方法を学ぶことができ、貴重な体験でした。」

過去にも様々なワークショップを通して交流をさせて頂きましたが、ミライストの皆さんから頂いたご意見を参考に今後も研究へ励んでまいりたいと思います。

【過去の活動報告】どんな顔診断・メイク診断をやってみたい?(全2回)

【過去の活動報告】どういう安全性情報だと響く?

【過去の活動報告】肌にやさしいアイシャドウやファンデーションってどんなもの?(全2回)

参加者の皆さん、ありがとうございました。

<参加ミライスト>

Meguさん ナルさん まゆさん かなさん れなさん あいりさん いくえさん