FEATURE: S/PARK Studio

冷えないカラダで春を迎える「アクティブビューティーセミナー」S/PARK Studio イベントレポート

この記事では2020年2月に実施した冬のアクティブビューティーセミナーの内容をレポートしています。S/PARKでは2020年8月10日~15日の期間で、夏のアクティブビューティーセミナーを実施します。冬より人数を絞り、感染症対策を実施したうえでお待ちしております。お申し込みはPeatixから。


“都市型オープンラボ” として、資生堂グローバルイノベーションセンターの1、2階部分に位置するS/PARK。ここでは“美のひらめきと出会う場所” をテーマに、日々さまざまなイベントが行われている。今回は、S/PARK Studioスペシャルプログラム「アクティブビューティーセミナー ~温活~冷えないカラダで春を迎える」の様子を、当日モデルとして参加した市谷未希子さんと一緒にお届けする。

資生堂グローバルイノベーションセンターで研究開発を行う研究員と、S/PARK内にあるエクササイズスタジオのS/PARK Studioとがタッグを組み、開催された今回のスペシャルプログラム。前半は研究員によるトークとセルフマッサージのレクチャー、そして後半はS/PARK Studioインストラクターによるオリジナルレッスンという盛り沢山の内容で、「温活」に興味のある、性別や年齢もさまざまな参加者30名ほどが大集合した。

早速、第一部の「冷えによる肌への影響と自律神経について」の講義がスタート。登場したのは、資生堂の研究員として心理行動研究を行う平尾直晴さん。「ここにいる皆さんのなかで、『冷え』に悩んでいる方はどのくらいいらっしゃいますか?」と尋ねると、半数近くの参加者が手を挙げた。

「そんな多くの皆さんが悩む『冷え』とは、医学的には未病(発病には至らないものの、軽い症状がある状態)のひとつと捉えられています。『病気』ではないものの、手足が冷たいと感じて寝付きが悪くなったり、感覚が鈍ったりするなどの悩みを引き起こすと同時に、美容とも大きな関わりがあります。今日は、身体が『冷える』仕組みから、それがどのように美容に影響するのか、そして自律神経との関係性についてお話ししたいと思います」と、平尾さん。

まずは、人や物の温度を色で視覚的に見ることができるサーモグラフィーを活用しながら、わかりやすく「冷え」と「血流」の関係性について説明していく平尾さん。
モニターに映し出された平尾さんの手は指先にいくほど低い温度を表す青色になっており、一方で顔の周りは温度が高いことを表す赤色になっている。こうして温度が視覚化されることで、足先や指先といった身体の末端にいくほど体温が低くなっていることがよくわかる。
「顔の中でも頬や目の下は気温の影響を受けやすく、血流が滞りがち。すると、くすみやクマといった症状を引き起こします。逆に、血液が正しく循環していると皮膚のターンオーバーも正常な状態に保たれ、血色の良い肌色が生み出されます」と、血流が美容にも密接に関わるということが解説された。

その後もさまざまな実証や実験サンプルを紹介しながらの丁寧なレクチャーは続き、熱心に聞き入っていたり、メモをとったりする参加者の姿がたくさん見られた。

「精神をリラックスできる状態にもっていくことが、身体を『冷え』の状態から改善し、ひいては美容にも良い働きをするんです。そこで有効なのがマッサージ。ハンドマッサージを施すだけでも、ストレスホルモンの濃度が低下するということが研究によって確かめられています。肌に触れるマッサージの心地よさが脳をリラックスさせます。すると自律神経を通じて末端の血管を拡張させる信号が送られ、全身に温かい血が巡るんです」と、平尾さん。第二部の「温めてもっとキレイに—簡単!!セルフボディケアで冷え対策」への橋渡しをして、講義を締め括った。

続いて「冷え」の改善に効果的なマッサージの方法についてレクチャーしてくれたのは、資生堂 化粧情報イノベーションセンターの藤村貴子さん。

「『冷え』に効く近道として、重点的に行いたいのは手首・足首・首回りのマッサージ。心臓より遠いところから心臓へと向かい、下から上へと擦り上げることがポイントです。さらに、脂肪がつきやすい身体の内側のほうが冷えやすくなっているということも意識して行なってください。マッサージをするときは、身体が温まっているお風呂上がりがおすすめ。さらには、ボディクリームや乳液などを使って滑りを良くすることも大切です」

マッサージ方法の基本についての解説があり、S/PARK Studioのインストラクター2名を交えてのセルフマッサージとツボ押しレッスンがスタート。藤村さんの解説に合わせ、手や脇、足首から太腿までをさすっていく。ポイントは、「外側から心臓に向かってさする」、「自分に心地の良いリズムと強さで行う」ことだそう。

じわじわと体が温まってきたところで、次に「太谿 (だいけい)」と「三陰交 (さんいんこう)」、「足三里 (あしさんり)」という、「冷え」に効く足のツボ押しについて説明する藤村さん。

「指の力だけで押そうとするのではなく、ツボに対して垂直に体重をかけながら押してください。息を吐きながら押し、離すときに息を吸うのが効果的。冷えているところは押したときに『ズーン』とする“響き”を感じやすいので、押してみて響くかどうかが、ツボを見極めるコツです」と語って、お手本を見せてくれた。

最後には、資生堂の製品「ベネフィーク ボディクリーム」を使用し、手の甲から、指の付け根、指先、母指球をマッサージ。「このマッサージは、テレビを見ながらでも、通勤中の電車の中でも簡単に行えるもの。末端が冷えやすいという方は、ぜひ覚えて帰ってくださいね」と話し、レクチャーを終えた。

「激しい運動をしたわけではないのに、短時間で身体がぽかぽか、あったかくなりました」と市谷さん。会場を見渡すと、それまで参加者たちが使用していたひざ掛けは端に寄せられ、一人ひとりの顔色も血色が良くなり、心なしか表情もゆるやかになっている様子がうかがえた。

いよいよ、お待ちかねのオリジナルプログラム「インナービューティーメソッド~温活~」体験の時間に。ここで行われるのは、通常はS/PARK Studioで展開されているプログラムのひとつである「インナービューティーメソッド~温活~」の短縮版。会場の音楽がアップテンポなものへと変わり、S/PARK Studio のインストラクター石塚睦己さんが登場した。

まずは、音楽に合わせて簡単なウォーミングアップを行う。その後は、石塚さんの掛け声とともに徐々に身体を動かすテンポが上がっていく。腕を上げたり、ステップを踏んだりしているだけのように見えるが、実はインナーマッスルや体幹を鍛えるような動きばかりで見た目以上にハードだ。それでも一生懸命に身体を動かす参加者たちを鼓舞しながら、「呼吸を意識することを忘れないでくださいね!」と、ポイントを強調する石塚さん。

そうして20分ほど身体をリズミカルに動かした後は、メディテーションタイムに突入。全員でマットの上に寝そべり、肉体的な疲れをほぐしながら、マインドを心地良くリセット。こうして、約1時間半のスペシャルプログラムは幕を閉じた。

プログラムを終え、市谷さんは「季節問わず一年中『冷え』に悩んでいましたが、気温だけではなく日頃のストレスや運動不足も原因となっていることがよく知れて、とても勉強になりました!今日教わったマッサージは、是非帰ってからまたおさらいしたいと思います」と、笑顔でコメントしてくれた。

資生堂の研究員達によるレクチャーを受けることができるのはこうしたスペシャルプログラムに限るが、今回行われたS/PARK Studioの「インナービューティーメソッド~温活~」は、スタジオの常設プログラムとなっているため、どなたでも随時受講可能だ。S/PARKでは、今後もこのような興味深いイベントが展開されていく予定。随時WEBサイトで告知されるので、是非楽しみにしていてほしい。

S/PARK Studio
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