Interview

ランナーと研究員が共創するS/PARK Studioとは?

POSTED on 2019.1.25

横浜・みなとみらいにてグランドオープンを予定している資生堂グローバルイノベーションセンター:呼称「S/PARK(エスパーク)」(以下、S/PARK)の1階にはランニングステーションとオリジナルプログラムを擁した「S/PARK Studio」ができます。
S/PARK Studioとは一体どんなもので、他のスポーツ施設とどんな違いがあるのか? そこには、S/PARKならでは、資生堂ならではの、見た目だけにとどまらない美しさへの思いがありました。まさしく今、手探りで準備を進める白土さんと會津さんに話を伺いました。

白土 真紀さん
グローバルイノベーションセンター GIC統括部 S/PARK企画グループ/主任研究員
日本体力医学会 健康科学アドバイザー

會津 容子さん
GIC統括部 S/PARK企画グループ

― 左から、會津さん、白土さん

ここにしかない資生堂らしいS/PARK Studioをつくる

— まずはじめにお二人のお仕事を教えてください。

白土:S/PARKの低層部にはお客さまに足を運んでいただく為の様々なコンテンツがあります。その中で我々が担当しているのはS/PARK内のS/PARK Studioという、ランニングステーションと多目的スタジオを併設したエリアの企画運営です。私は並行して資生堂の研究員としての仕事もしています。

會津:私はもともと*資生堂ランニングクラブのランナーだったので、ランを中心としたプログラムを考えたり、ランナー目線で色々と意見を言えるかなということで、今回S/PARK Studioを担当することになりました。

— 白土さんのもともとの研究はS/PARK Studioと近い内容ですか?

白土:大学院生の時はスポーツ医科学を専攻していました。その関連で資生堂に入社したんですけれども、いろんな部署で様々な研究をやってきました。ここ数年は、「健康美」に着眼した研究テーマを扱っています。

— S/PARK Studioにおいて新しい試みや挑戦を教えてください。

會津:資生堂のS/PARK Studioだからこそ他の施設と違うものにしていきたいと思っています。単なるランニングステーションやヨガだけでなく、ここだけの独自なものをやっていきたい。それには研究員の研究結果をもとにしたプログラムや、ランニングクラブの選手がコーチングするランニングレッスンなど特徴のある、資生堂らしいものをつくることを目指したいと思っています。

白土:資生堂は、現在スポーツ関連の施設やサービスはやっていないので、運営そのものがチャレンジなんです!その中でも一番やりたいこととして、外見の美しさだけではなく、中から滲み出るような美しさ……動的な美、アクティブな美を提案していく場所にしていきたい。そのソリューションとしてランニングやエクササイズプログラムがあり、資生堂のちょっと違う面をアピールしていきたい。資生堂の美のセグメントをもっと広げたいですね。

研究知見を取り入れた他スポーツ施設にはないオンリーワンの「美の体験施設」に!

— ランニングステーションでは、現役のランニングクラブの選手が教えてくれるのでしょうか?

會津:そうです。今もファンランイベントはやっていて、先生というよりは一緒に走ろうという感じですが、S/PARK Studioではもう少し具体的に、「楽しく」「美しく」走れるレッスンや、記録向上もめざせるレッスンなどを考えています。

白土:ランニングクラブのランナーたちが身近にいることでスクールやイベントも企画でき、それが特徴のひとつになるかなと思います。また、資生堂の研究ノウハウを生かすために、お客さまと研究員とでフィードバックしながら、心も体も、さらには動きも美しい“アクティブビューティー”を実現できるものを作っていけたらすごく面白いなと考えています。

— お客さまに合わせた研究知見のプログラムをつくれたら、まさしくここにしかない独自のものになりますね。

白土:そうなんです! 体や心、肌の状態などを測定することもできますので、プログラムの効果を測定して、それらをフィードバックしながらより効果的なプログラムをつくっていくなど、ブラッシュアップしていきたいと考えています。

— 他にはどのような体験プログラムを構想していますか?

白土:メニューには一般的なヨガなども入れていこうとは思っているんですけれども、他のスポーツ施設との違いとして、資生堂独自の研究知見でいろいろなプログラムを作っていきます。中にはもしかしたら全く体を動かさないというものもあるかもしれないし、S/PARKの1階にはカフェ*も併設されているので、体を動かして食事は*S/PARK Cafeで摂っていただくなど、複合的なビューティー体験ができるかなと思っています。

會津:そうですね。運動の後にこのスムージーを飲んだら疲労回復にいいとか、家に帰ってからさっと食べられるようなランチボックスなんかもできたらいいね、なんてチームの中で話しています。

— ではさいごに、S/PARK Studioをどのようにしていきたいですか?

白土:資生堂の新しいチャレンジなので、小さい施設ではあるものの、資生堂はこんなビューティーも考えているというところをお客さまに伝える場として活用できればと思います。もともとウェルネスの概念を基に、健やかな美しさにつなげられるような研究をしたくて資生堂に入社したので、ずっとやりたかった研究ができ、それが形になってお客さまに体験いただけるのはとても楽しみです。

會津:スポーツが苦手な方でも楽しく気軽に利用していただける、親しみやすい施設にしていきたいと思っています。個人的にはオープンが待ち遠しく、早く多くのお客さまとお会いしたいです。日々手探りですが、たくさんのアイデアを詰め込んでいますので、楽しみにしていてください!