資生堂では、創業当時からアート&サイエンスの両方を重視した研究開発を行ってきました。

流行りのメイクやファッションが時代と共に変わるように、人々がアートだと感じるものや出来事も時代と共に変わってきています。

新しい時代のアートの芽をいち早く見つけるため、ミライストの皆さんの感性でアートだと感じるものや出来事について伺う機会を設けさせて頂きました。

今回、最先端のアート作品を作り出す現代アートの領域で活躍するアーティストの高屋永遠さんをお招きし、ワークショップを開催致しました。

アーティストの高屋さんより「作品づくりのインスピレーションを感じるとき」についてお話をして頂き、ミライストの皆さんの真剣な表情が窺えました。

「高屋さんのインスピレーションの源を聞き、大変刺激になりました。アイディアを得る方法、ちょっとした身近なものに対しての感じ方がとても面白いと思いました。」と言った感想を頂きました。

続いて、ミライストの皆さんにはグループに分かれて頂き「アートを感じた出来事・もの」を付箋に書いて頂き、ディスカッションを楽しんで頂きました。

ミライストの皆さんに感想を伺いました。

「いかに自分が何気ない生活の中に潜むアートに対して鈍感になっているか、ということに気付かされました。一緒にアートについて考えたミライストの方の中には「女子高生の絶対に動かない前髪」や「水たまり」など自分が見逃してしまっている、ユニークで素敵なアートをアイディアとして出されていてすごく面白いなと思いました。」

「同じグループの方が出して下さったアイディアが非常に参考になりました。言われてみればその通りだけれど、自分じゃ出てこなかった!というアートのアイディアもあり、驚きと共感を繰り返しながら楽しくディスカッションをすることができました。」と素晴らしいご意見を頂きました。

ミライストの皆さん、一人一人異なった視点がありとても貴重な機会となリました。

続いて、ミライストの皆さんには「アートを感じる化粧品のアイディア」についてアイディアを考えて頂きました。

「消費期限の短い商品にアートを感じる。」「食べたら色づくリップ」「絶対にナチュラルに盛れる学生コスメ」「体温で変化するチーク」「人と地球にやさしいコスメ」などこちらもたくさんのアイディアを出して頂きました。

今回のワークショップに参加して感じたことをミライストの皆さんにお伺いしたところ

「アートと美のひらめきに関して、どちらも「日常の中にあるトキメキ」がヒントになってくるのかなと思いました。アートも美しさも、見渡してみれば実は身近にあって、誰しもが持ち合わせているものだと感じました。」

「化粧品メーカーには、「美の文化」を作れるパワーがある!と改めて感じました。人々が更に心からメイクを楽しめるように、私たちミライストもワクワクして楽しみながら、そのお手伝いがしたいなと、より強く思いました。」

などと今回のワークショップに楽しんで参加をしていただけている様子が伝わってきてとても感動しました。

過去のワークショップでも五感を刺激するスキンケアについて考えたりサステナブルな化粧品パッケージのアイディアを考えたりと様々なイベントを通してミライストの皆さんと交流をさせて頂きました。

【過去の活動報告】ミライストと考える、「五感を刺激するスキンケア」

【過去の活動報告】化粧品パッケージの変容を通してサステナの動向について理解を深めよう

今後も、新たな発見とミライストの皆さんから頂いた貴重なご意見を参考に研究へ励んでまいります。

ご参加頂いたミライストの皆さん、高屋永遠さんありがとうございました。

 

<参加ミライスト>

Meguさん kurenaさん ヤヨイさん おいどんさん さあやさん

あいりさん あいみさん KARENさん りこさん いくえさん