FEATURE: S/PARK

S/PARKオリジナル商品第二弾発売記念 〜研究員たちの座談会〜

S/PARKで初めての店頭販売オリジナル化粧品として、今年4月の発売以降 S/PARK Beauty Barに並ぶ、S/PARK フレグランス ベイサイド カメリア<オードパルファン>。ゴールデンウィークの発売記念イベントも盛況のうちに幕を閉じ、いまも連日お客さまから注目を集めている。そんなS/PARKオリジナル商品の第二弾として、「ボディミルク ベイサイド カメリア」が9月15日(金)に発売された。

今回は新商品の発売を記念して、第一弾フレグランスの開発・店頭販売から新たに発売するボディミルクの開発まで携わった、潘、岡本、是常、東、矢島、松浦、目野、名越の8名で座談会を実施。S/PARKオリジナル商品に対するお客さまの反応や店頭イベントの様子、新商品のおすすめポイントまで座談会形式で語ってもらった。

— S/PARKオリジナル商品の第一弾が発売されて4ヶ月が経ちましたが、振り返っていかがですか?

潘:実際に商品を試してみて、性別や年代を問わず使いやすい香りで、持ち運びもしやすく、かっこいいデザインなので幅広いお客さまに喜んでもらえる製品だとあらためて感じています。

名越:S/PARKの中で作る完全オリジナル商品の第一弾ということで、皆さんからの期待もありましたし、わたしたちもここまで商品にコミットするような取り組みは初めてだったので、戸惑う部分もありました。特に店頭販売は初めての経験だったので、とても緊張しましたが、お客さまの生の声を聞くことができ、とても良い勉強になりました。

目野:わたしはゴールデンウィークの初日に店頭販売に参加したのですが、社員で買いにきてくれた方も多く、驚きました。やっぱりS/PARKでしか買えないというところに、お土産的な側面もありますし、興味を持ってもらえているんだと実感することができました。

松浦:社員の中でも、S/PARKそのものやS/PARKの中に工場があるということを知らないという方もいるので、このオリジナル商品を通じて知ってもらえる機会になったというのは嬉しかったですね。

GWイベントの様子

— ゴールデンウィークには大々的な発売記念イベントが行われたそうですね。

是常:ゴールデンウィーク期間中は工場のガラス面に、空がピンクに染まったみなとみらいの風景をデザインに落とし込んだビジュアルを掲示してました。商品のラベルにもピンクとブルーが混ざり合うようなデザインを施しているのですが、ある日の移りゆくみなとみらいの空の色がまさにこのラベルのような美しい色合いに染まっていて、みなとみらいのイメージともぴったりと合致する商品が完成したのだと感慨深く感じました。

松浦:イベントスペースでは、研究所らしさを表現するために実験で使用するガラス器具と一緒に、フレグランスの香りの素材であるローズやジャスミン、ピンクペッパーといった生花の実物をディスプレイしました。香りの素材を視覚的に表現でき、実際に実物の香りを嗅ぐ体験をしていただけたことで、足を運んでくださったお客さまとのコミュニケーションに役立ちました。

矢島:確かに、そういった装飾から興味を持っていただいた方も多かったように思います。また、別のスペースには資生堂の香りの年表を展示していたのですが、改めて振り返ると時代の変遷とともに香りも移り変わっているんですよね。バブルの時代には社会全体で強い香りが流行って、バブルの崩壊後は自然回帰へとシフトチェンジし、この「ベイサイド カメリア」へと繋がっている。キービジュアルがみなとみらいの朝焼けと夕焼けで一日を表現するように、フレグランスは奥深いねという言葉がお客さまから出てきたときには驚きました。わたしたちが伝えたいメッセージをそのまま書いているわけではないのに、商品や空間を通じて感じ取っていただけたことが印象的でした。

GWイベント時のディスプレイ

— お客さまからの反応で印象に残っているものはありますか?

東:S/PARK Beauty Barで販売を行っているのですが、最初に驚いたのは、「このフレグランスをください」ではなく、「ベイサイド カメリアをください」と香りの名前で呼んでくださるお客さまが多かったこと。注目していただけているんだと日々実感することができました。

また、なかにはフレグランスを初めて使ってみるというお客さまもいらっしゃって、いい香りだなと思ってもなかなか手を出すことができなかったけれど、これならフレッシュで使いやすいからと言っていただけたことはとても印象に残っています。一番最初に選んで買ったものは、その人の人生の中でも特別なものだと思っていて、そのお客さまにとって最初の一本に選んでいただけたことがとても嬉しかったです。

是常:男性のお客さまからの反応もよく、男女兼用で使える香りなので自分用とギフトで複数ご購入される方も多いです。わたしも過去にフレグランスの販売を経験したことはありますが、こんなに一人のお客さまが何本も買っていかれるというのはすごく珍しいことだと思います。価格も手頃で持ち運びしやすく、なによりもここでしか買えないというところに大きな価値があるのかなと感じています。

— 第二弾のアイテムはボディミルク。なぜボディミルクをオリジナル商品として発売することになったのでしょうか?

矢島:S/PARK Beauty Barでは以前から、お一人おひとりの肌やお好みに合わせた「マイコスメ(化粧水と乳液)」をつくり、後日ご自宅にお届けするスキンケアサービスを行っていますが、「マイコスメ」とはまた違う、S/PARKオリジナル化粧品第二弾にふさわしい化粧品を作ろうというのは前提としてありました。さらに、男性、女性、年齢やジェンダー超えて誰もが使えるアイテムってなんだろうと考えたときに出てきたのがボディケア製品でした。

是常:「マイコスメ」の化粧水や乳液も、お客さまの肌質に合わせて一年中使えるもので、実際に何度もリピートしてくださるお客さまも多くいるほどご好評をいただいています。今回はその親戚のような立ち位置でボディもケアできる商品があったらなと考えて作りました。誰もが全身に使えて、一本でオールマイティに使用でき、効果実感を感じられるアイテムということで、オーダーメイドの「マイコスメ」とは真逆のコンセプトで究極の逸品を作ろうというところからスタートしました。

— ジェンダー問わず好感を持てるブルーのボトルも素敵ですね。

岡本:サステナブルということもテーマにあったので、メカニカルリサイクルによって再生されたPET樹脂を使用して容器を製作しました。再生PET樹脂を化粧品の容器として使用するには課題もあったのですが、サプライヤーと試作を繰り返して品質基準を満たすボトルを作ることができました。

— 出来上がった商品のおすすめポイントを教えてください。

潘:サステナブルは成分にも反映されていて、今回はツバキ種子エキスというサステナブル原料を使用しています。お客さまが使うシーンなどを想定し、細かいチェックを経て完成した商品なので、自信を持っておすすめしたいです。

矢島:やはり一番はたくさんの候補のなかから厳選したテクスチャーですね。スルスルと滑らかに伸びて、肌馴染みがよく、肌のうえに一枚の極上なベールを作ってくれます。重ねづけをしても重くならないので、これからの乾燥が気になる季節には部分的に重ねてしっかり保湿できるのがポイントです。

目野:軽い使用感なので、塗布後も爽やかで暑い時期にもぴったりです。一本でオールシーズン使えるところもいいですよね。

S/PARK ボディミルク ベイサイド カメリア ¥2,750(税込)

肌で纏う なめらかベール
「S/PARKオリジナル ボディミルク」


乾燥しがちな肌をうるおいで満たし、
Bayside Camelliaの香りに包まれ、ここちよい肌感触

なめらかにのび広がるテクスチャーで本格ケア
まるでベールをまとったかのような
しなやかなハリとうるおい、なめらかなボディへ

S/PARKボディミルク ベイサイド カメリア〈ボディ用乳液〉2,750円/170 mL
https://spark.shiseido.co.jp/topics/4647/

S/PARKフレグランス ベイサイド カメリア〈オードパルファン〉3,300円/30mL
https://spark.shiseido.co.jp/topics/4269/

Born in the Dreams of Researchers ~研究員がつくったS/PARKオリジナル化粧品~
https://spark.shiseido.co.jp/topics/4425/